りゅうこくブックス

 タイトルは、龍谷大学宗教部りゅうこくだいがくしゅうきょうぶが発行している冊子のことです。これ、意外と龍大生にも知られていないのですが、とても素晴らしい物です。

 この冊子、何がまとめられているかと申しますと、龍谷大学の礼拝堂らいはいどうで行われた法話や講演が文字起こしされたものがまとめられております。私は学生のころからコツコツと新刊が発行されるたびにゲットしておりました。

これ、無料なんです。

 深草学舎ならば顕真館けんしんかんに、大宮学舎なら本館入口に、瀬田学舎なら樹心館じゅしんかんには必ず置いてありました。本館講堂はわかりませんが、礼拝堂は一般の方でもお参りいただけますので、近くにお立ち寄りの際は是非お参りの後「りゅうこくブックス」を探してみてほしいと思います。(本館も、入口あたりは開いております)

 龍谷大学の礼拝堂での講演や法話は、基本的には龍谷大学の先生方が行います。ですから内容も多岐にわたります。
 真宗学科の先生が教義・教学のお話をすることもあれば、史学科の先生が歴史について、哲学科の先生がお話をすることもありますし、他宗を信仰している先生がお話をすることもあります。私の手持ちの物の中に、当時の国際文化学部長でクリスチャンの先生が、お名号の前でお話しているものもありました。

 基本的には学生に向けて話をしているので、比較的柔らかい表現で先生方はお話をしてくださっていますし、引用文などは宗教部の方が出処を明確にしてくださっているので、実際の講演よりわかりやすい(すごく失礼)こともあったりなかったり。

 実際、その場にいた講演もあります。しかし、学生のころはあまり意欲的な学生ではなかった。正直「めちゃくちゃ眠い」(めちゃくちゃ失礼)と思っていたものもありました。それが、今読み返してみると「めちゃくちゃ面白い」んです。もっとちゃんと聞いておけばよかった。と思うこともしばしばです。

 私は、本山にお参りするたびに龍谷大学大宮学舎の本館に行き新刊を探しております。

 大宮学舎は本願寺のすぐ隣にあります。あまり知られていない国の重要文化財です。詳しくはコチラ

 毎月の月例法要もあるため、タイミングがあれば、ぜひお参りしてみてください!

11月の法話会は14日(土)14時より
宗祖報恩講ならびに報恩講法要を勤修いたします。

こちらの画像からYouTubeにとべます

 

-日日慶念寺(ブログ)