A1,浄土真宗本願寺派は「お西」ですか?「お東」ですか?

浄土真宗本願寺派はお西です

 よく、「お西ですかお東ですか」と聞かれることがあります。お西と呼ばれるのは浄土真宗本願寺派で、お東と呼ばれるのは真宗大谷派です。
 先日、連れ合いと話をしていて気が付いたのですが、真宗大谷派と浄土真宗東本願寺派を混同されている方もいらっしゃるようです。どちらが良いという話ではありませんが、別の宗派なので、混同しないようにしましょう。

 ちなみに東西が分かれたのは、織田信長に端を発する歴史的な流れによるもので、教えの違いや内乱などがあったわけではありません。調べてみると歴史好きな方なら面白いですので、ぜひ調べてみてください。

真宗十派

浄土真宗、もしくは真宗を関する主な宗派は10あり、その宗派で「真宗教団連合」を結成しています。

真宗十派と言うのは

の10の宗派のことをあらわします。

真宗教団連合HPには

親鸞聖人は、真宗教団立教開宗の根本聖典である主著『教行信証』で、「真実の教は、浄土真宗である」と述べておられます。その浄土真宗を信奉する教団は、いろいろの歴史的な事情から、現在では十派に分流しておりますが、それは本願寺派(西本願寺)・大谷派(東本願寺)・高田派(専修寺)・佛光寺派(佛光寺)・興正派(興正寺)・木辺派(錦織寺)・出雲路派(毫摂寺)・誠照寺派(誠照寺)・三門徒派(専照寺)・山元派(證誠寺)であります。しかし、その源はすべて親鸞聖人に帰一し、聖人を宗祖と仰ぐ御同朋の教団でありますから、各教団がそれぞれの枠を乗り越え、大同団結をしてこの不安と混迷の現代社会において、浄土真宗の教えと立場を鮮明にするための行動する組織体が「真宗教団連合」であります。この連合は結成以来、この目的実現をめざして、教団共通のあらゆる分野において、着々と成果をあげつつありますが、さらに全真宗の僧侶、門信徒が手をつなぎ「世の中安穏なれ、仏法弘まれ」と、限りなき前進を続けるよう活動しております。

真宗教団連合HP 「真宗教団連合とは」

とあります。詳しくは真宗教団連合HPをご参照ください。

 

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