御本尊と脇掛けをご本山からお迎えしましょう。
お仏壇は、お位牌を安置するところではありません。お仏壇は「家庭の中のお寺」なのです。 では、お寺の主人とはいったい誰なのでしょう。それは阿弥陀様。つまり御本尊様です。お仏壇は阿弥陀様をお迎えするために設けるものであり、お仏壇を用意するに当たって最も大切にしなければならないのが、きちんと御本尊様をお迎えすることです。
御本尊は、基本的にご本山から下付されるものです。ですので、新しくお仏壇を用意する際には、必ずご本山からご本山を頂戴いたしましょう。
本願寺派では、絵像もしくは名号の御本尊があります。
このように、絵像ならば絵像でそろえる。名号ならば名号でそろえる。というのが基本の形ではありますが、脇掛が統一されていれば、中尊はどちらでもかまいません。
大きさは以下の通りです。
種類 | 縦(cm) | 横(cm) |
二十代 | 19.7 | 9.1 |
三十代 | 27.3 | 9.1 |
五十代 | 34.8 | 12.1 |
七十代 | 42.4 | 15.2 |
百代 | 51.5 | 18.2 |
百五十代 | 66.7 | 24.2 |
二百代 | 79.0 | 29.4 |
御本尊をお迎えして初めてお仏壇としてお参りする場になります。お位牌を中心に据えるのではなく、必ず御本尊をお迎えいたしましょう。
お位牌をご安置する場合は、下段部分にご安置しましょう。もし、数が多く入りきらない場合は、過去帳におまとめいたしましょう。