A5,お経はお坊さんが読むもの?

本願寺派の基本は大衆唱和です。みんなでお勤めしましょう。

 私たちのお勤めが大衆唱和としたのは、第8代目の宗主蓮如上人に始まります。蓮如上人は北陸吉崎にいらっしゃった1473年(文明5年)に「正信念仏偈」と「和讃」の出版をし、その普及を図られました。
 僧侶が特別に行う勤行を、蓮如上人はみんなで唱え、みんなで聞く大衆唱和の形になさったのです。
 京都にある本山本願寺や築地本願寺などに行きますと、僧侶門徒ともに大きな声でお勤めしている場に出会えるかもしれません。

 僧侶がいる法事などでは僧侶は「調声人」といい、勤行の調子やテンポを調整します。その声に合わせて一緒にお勤めをいたしましょう。

 また、お寺での法要では聲明といい、節回しの難しいお勤めもございます。ただ、難しいだけで僧侶じゃなければいけないお勤めではありませんので、チャレンジしてみるのもいいかもしれません。

 慶念寺でも、法事の際やご縁の方で希望がある場合は、お経本をお分けしております。また、お経本は本願寺出版社のHPからも購入可能です。下のリンクよりアクセスしてみてください。

本願寺出版社「日常勤行聖典

 

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