昨日のブログで、何やら枠のようなものの写真をあげました。
今日はその箱がどうなったかの答え合わせをいたします。
その前に。あの箱を作って何をしたいのかは、実は5月ごろから考えておりました。きっかけは、近くの都市開教の先輩寺院が、念願の本堂の建築を行うということからでした。(詳しくは浄照寺HPへ 打敷等の以前の姿もご覧いただけます)
本堂の建築を行うにあたり、当時使っていた建物を一度取り壊すことに。その際に使っているお荘厳を色々と見直していたそうです。
そんな中で、お参りのお手伝いをしていた際に
「賢五君、これ使う?」
と言っていただいたのが打敷と水引。
ちょっとわかりにくいですが、本堂の卓に使う飾り布の事です。
ずっと欲しかったし、使いたかったけれど慶念寺の本堂やお道具的に用意しても使いようがない。だから購入する事すら考えなかったこれらの道具。買えば結構な金額がかかります。
降ってわいた話に、私もドキドキ
「他でもない、賢五君だからいいんだよ」
と言ってくださいました。と、申しますのも、こちらのご住職が川崎の地にやってきたとき私の父がこのあたり浄土真宗本願寺派寺院のとりまとめ役でありました。その際に「大変お世話になったから」と私の事をとてもとても気にかけてくれているのです。有難いです。
こういった経緯もあり使うのかを考えておりました。実は、こちらの先輩寺院で行っていたのと同じやり方。
完成したのが、コチラです。とは言ってもまだ仮の姿ですが。
下簀板(げすいた)という、前卓の上の台だけ新調をして、その下に昨日のブログで載せた鉄パイプの台。
その下は以前から使っていた台が置いてあります。近づくとこんな感じ。
打敷(逆三角形の金色の飾り布)がちょこっと大きいですが、頂いた物なので仕方ありません。とてもきれいに設置が出来たと思います。
昨日作成した台が思ったより大きくなってしまい、修正が必要そうですが、それはそれ。思っていた以上に立派な前卓になりました。一応比較写真も載せましょう。
前のがコチラ。
ほぼ一年前の写真です。以前のブログで使ったものを引っ張り出しました。全然違うでしょう?
重厚感が一段とアップしたのではないかと思います。
帰ってきた子ども達と妻に
と言うと、早速気づいた妻
褒めてくれました。子どもたちも、しっかりと御本尊様の前でお参り(?)をしてくれたようです。
ん?お参りしてるのか?これ。でも、
と言われ、ドキッとしました。まったく前の形がわからなくなっても、昨日私が言った
という言葉から推理されました。今日、わからなくて「じ・つ・はー」ってやりたかったのに。
鋭すぎるのも困りものです。
ともあれ、報恩講までには何とかこの形にしたかった私。
念願適ったお荘厳にとても嬉しく感じております。
ぜひ、直接お参りいただいた際には近くでごゆっくりご覧いただければと存じます。
でもね。仮の姿と申し上げました。実は、昨日作成した台。大きすぎたのです。。。
どこかで時間を見つけて程よいサイズに作り直します。。。。
おしまい。
11月の法話会
11月20日(日)14時より
宗祖報恩講ならびに開所記念法要を行います!
オンライン配信も下の画像からもお参りできます。ぜひお参りくださいませ。
ただし、参拝いただいた方が中心になるため、配信の形式は変更しております。
動画はアーカイブされますので、後日でも改めてお参りいただけます。是非お時間がある時にリラックスしながらお聴聞ください。
7月・9月の法要の動画について
編集作業をしてアップロードする予定です。今しばらくお待ちください。
オンライン法話会
これまでの法話会。メニューのオンライン法話会から、お参りいただけます。時間がなかったという方。ぜひお手すきの時にでもお参りください。
ご法事やお葬儀のご相談はお気軽に
慶念寺とゆかりがない方でも、ご法事やお葬儀のご相談はお気軽になさってください。
「火葬だけしたんだけどやっぱりお経をあげて欲しい」「派遣でお坊さん呼んだんだけど、以降連絡が出来ない」
そんなご相談も承ります。もちろん、その他のご相談もお気軽にお尋ねください。相談のみでも大丈夫です。
できる限り丁寧に対応いたします。
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些細なことなどありません。気になることは気兼ねなくお尋ねくださいませ。