昨日はエンディングノートの公開講座でした

昨日は、築地本願寺の職員さんと一緒にエンディングノートの公開講座を行いました。

まずは、築地本願寺の職員さんからエンディングノートの書き方について解説をいただきました。

大事なのは前から全部書いていくことではなく、重要な項目から埋めていくこと。

もしくは、書きたいところ、書けるところから埋めていくこと。

その後は、川崎市の社会福祉協議会の事業についてお話をして、私の番。

私は実際の事例を踏まえて、お葬儀や埋葬のことをお話いたしました。

皆さん、熱心に耳を傾けてくださり、年に1度の回としては良かったのではないかと思っています。

慶念寺のこのような公開講座は、開所して間もなく初めて今に至っているのですが、

慶念寺のことを知っていただくという点でも、聞きにくいことを質問できる場所を作るという点でも、

とても良い回になっているのではないかと自画自賛しております。

お他宗の方もいらっしゃって熱心に耳を傾けてくださる中で、

結構皆さん関心を持たれていたのが

「生前に法名(戒名)をいただくこと」

でした。

浄土真宗では帰敬式と言って、法名をいただく式を受けることによって生前に法名をいただくことが出来ます。

おそらく、お他宗さんでも何かしらの形であるのではないかと思います。

実際にあった質問で

「家族に希望の法名(戒名)を伝えておいて、それをお寺につけてもらうことは出来ますか」

と言うものもありました。

これに関しての答えは「まず出来ないと思った方がいい」です。

法名(戒名)は経典などから選定することが基本です。無い字は使えません。

そして、浄土真宗の場合は帰敬式を受式出来なかった際に緊急措置として住職が代わりに法名をお付けするという形になります。

なので、特にお寺に相談もなく「これでお願いします」と言われても、「わかりました」とは言いにくいのです。

では、どうすればいいか。

事前にお寺とお話をしておくことです。

ご希望の字などがあるならば、なおさら縁のあるお寺に相談するのがよろしいでしょう。

その他にも色々ありましたが、それは参加してくださった方に申し訳ありませんので、このあたりで止めておこうと思います。

また、間を空けて開催予定ですので、良かったらお越しくださいませ。

おしまい。

 

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10月の法話会

10月の法話会は19日(日)
14時から慶念寺にて
「定例法話会」を行います!
講師は住職です

特に難しい決まりはありません。喪服を着てこなくても大丈夫です。

手ぶらで、普段着でOKです。もしお持ちでしたら、お念珠と式章をお持ちください。

ご希望の方には、お一人につき1本式章を差し上げます。

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「火葬だけしたんだけどやっぱりお経をあげて欲しい」「派遣でお坊さん呼んだんだけど、以降連絡が出来ない」

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