タイトルを見て、「いちょう」と読む方もいれば「ぎんなん」と読む方もいらっしゃると思います。本日は「ぎんなん」の方です。
私の実家の長念寺には、大きないちょうの木があります。樹齢にしても数百年はあるとか。このいちょうの木、どちらもぎんなんがなるのです。保育園に行くときには必ずいちょうの木のある境内に自転車を止めています。
ご存じの方も多いと思いますが、ぎんなんの実はとても臭いのです。独特のなんとも言えない臭いがします。
もうほとんど落ちてしまいましたが、今年も沢山のぎんなんが生りました。毎年楽しみにして拾いにいらっしゃる方もいるそうです。もし興味がある方がいらっしゃったら、来年は是非拾いに行ってみてください。
ただし!必ず実ごと持って帰ってください。
時々、境内でぎんなんを潰して種子だけ持って帰る方がいるのです。そうすると、地面につぶれてべっちょりくっついた実が残ります。掃除するのも大変です。臭いもすごいのです。見かけた際にはお声がけはさせていただくようにしておりますが、ずっと見ているわけにもいきませんのでご配慮をお願いいたします。
ともあれ、私はぎんなんが好きで、実家では殻をむいてゆでて食べることが多いです。大学で京都にいるときには、ぎんなんを送ってもらってレンジでチン。封筒の中でぎんなんがパンパンパン。通称封筒ぎんなんを食べておりました。
レンジに若干においが残るのがたまにきずですが、美味しいですよね。
ちなみに、3歳の私の娘。実はぎんなんが好き。娘はもともと豆が好きで、まめのような形をしているものならば何でも好きなようです。
しかし!最近テレビでやっていたのですが、子どもにぎんなんをあげてはいけないようです。ごく少量でも中毒を起こしてしまう危険があるようです。
もともと、中毒を起こしてしまうことは知っていたので、あげても少しにしていたのですが、ごく少量でも中毒の危険と知り娘には以降ぎんなんをあげていません。娘からすると「前は食べさせてくれたのに」です。さすがに泣きわめきはしませんが、父の無知のせいで娘には二重にかわいそうなことをしてしまったなと反省をしている今年の秋です。
11月の法話会は14日(土)14時より
宗祖報恩講ならびに報恩講法要を勤修いたします。
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