もう11月ですね。
昨日、担当していた未体験の大きな行事が終わったので少しほっとしております。
そのことは、また明日以降のブログにでも書こうと思います。
さて、今月の掲示は
何でもかんでも1人で抱え込むことを強さだと思うな
です。
アニメもドラマも新クールが始まって少々。
皆さんも好きな番組が大体固まったころではないでしょうか。
ちなみに私は、あまりテレビを観ない。というより、テレビより漫画が好きなんです。
でも、今期は観ようと思っているアニメが1つ。それが『シャングリラ・フロンティア』。オンラインゲームのお話です。
その原作漫画から今月の言葉を選びました。
これは、とあるシーンでくじけそうになった登場人物を励ますときに言われた一言です。
漫画の中の話なのですが、この言葉が非常に心に残りました。
こういったニュアンスの言葉を、時々掲示に書いております。
これは、私が徳光和夫さんのラジオに出た時に座右の銘としてお話した言葉と似ているんです。
それは
「人に頼れて一人前」
一人前になろうとするほど、強くなろうとするほど人は頑なになるものです。
すると「人に頼るのは出来ないやつ」「自分で何でもしなければ」そう言った思いにとらわれます。
でも、本当にそれが強さでしょうか。
もちろん、自分でできることは自分でやったらいい。始めから人に頼ったほうがいいということではありません。
大事なのは、無理をしないこと。
自分にできるラインをしっかりと把握することが大切なのだと思います。
本当に強い人というのは「しなやかな人」だと思います。
自分にできることを把握して、限界を迎える前に頼れるところは頼っていく。
何でもかんでも1人で抱え込むことは、強さでも何でもないんです。
やるべきことをやった上で、人に頼ることを弱さや恥だと感じることはありません。
独りで抱え込んで、限界がきて身動きが取れなくなってしまっては本末転倒ですし、むしろ頼ることこそが迷惑をかけないことにつながることだってあるんです。
そしてもう一つ。
1人1人出来ることは違います。自分にできることを相手ができないからと言って、相手が劣っているとは限りません。
逆に、相手ができることを自分ができないからと言って、自分がダメだということもないんです。
得意なことは、それぞれにある。多い人もいれば少ない人もいる。
社会人として「頑張っていればそれで100点」とは言えません。
でも、相手の頑張りや自分の頑張りを認めてあげることで、自らを取り巻く環境はずっと生きやすくなるのではないかと思うのです。
人に頼れる人ほど、人から頼られやすくなる。
たがいに補い合い、高め合えっていくためには、何でもかんでも1人で抱え込んではいけない。
そう思い、今月の掲示を
「何でもかんでも1人で抱え込むことを強さだと思うな」
にいたしました。
11月の法話会
11月17日(日)14時から
慶念寺「宗祖報恩講ならびに開所記念法要」を行います!
11月の法話会は、ご講師に淨雲寺の荒木尚太師をお招きしてお取次ぎをいただきます。
浄土真宗で最も大切にされている宗祖報恩講。ぜひご予定ください!お土産もありますよ。
手ぶらで大丈夫です。お念珠、式章をお持ちの方は、ぜひご持参ください。
ご法事やお葬儀のご相談はお気軽に
慶念寺とゆかりがない方でも、ご法事やお葬儀のご相談はお気軽になさってください。
「火葬だけしたんだけどやっぱりお経をあげて欲しい」「派遣でお坊さん呼んだんだけど、以降連絡が出来ない」
そんなご相談も承ります。もちろん、その他のご相談もお気軽にお尋ねください。相談のみでも大丈夫です。
できる限り丁寧に対応いたします。
の問い合わせフォームからでも結構ですし、お電話でのご相談も承ります。直接いらっしゃる場合は一度ご連絡ください。