ずっとやってみたかったことに挑戦

昨日のブログは、お正月休みをいただきました。

さて、上の写真は大みそかに私がひとりでこそこそとやっていたお掃除。

こればっかりは、大人はともかく、子どもたちに手伝ってもらうわけにはいきません。

本堂の漆部分の大掃除。

慶念寺の仏具は、大半が頂き物。

そして、そのほぼすべてが100年近い年代物なのです。

他のお寺さんで仏具を新調した際に、

「捨てるのは申し訳ない。。。」と保管してあったものを譲っていただいた。

そういったケースが多いのです。

その中には礼盤一式も含まれており、その礼盤ははがれている箇所も目立ちますが、漆で出来ております。

他にも台や経卓(きょうじょく)なども漆のものが多い。

でも、漆のお掃除って

下手なことしたらダメにしちゃう

怖いんです。しかし最近インターネットで

「漆部分はサラダ油でおみがきです」

という、記事を観ました。

気になっていて、慶念寺でお世話になっている仏具屋さんに、

油でお掃除っていいんですか?

「油と漆は相性悪くないですよ!いいと思います!」

とのこと。では、満を持してお掃除。

まずは油を軽くつけた手拭いでお掃除。その後乾拭きです。

めっちゃきれいになる

ビックリするくらいきれいになりました。くすんでいたところが輝きを取り戻した。

やって正解でした。

最後の大掃除を終えたその後は、実家の除夜の鐘の準備。

その間、甥姪と娘は書初めならぬ「書きおさめ大会」。

お正月の実家の掲示板に貼る掲示のコンテストが開かれるのです。

娘も自由な発想で、書をしたためておりました。

まずは自分の名前を書いてみたのだそう。

「大みそかは習字するよー!」

と言われたときに、

やりたいやりたい!!

と言っていた娘、しっかりと書くことができました。

娘も私も、大みそかに挑戦し、やり遂げることができました。

さあ、漆のお掃除。今度は時機を見て法要前に五具足をやろうと思います。

宣徳(せんとく)という色の仏具は、真鍮の上に漆を焼き付けて作るのだそう。

なので、同じお掃除方法が使えるのです。というか、ネットで見た記事は、宣徳色の仏具のおみがきを書いているもの。

なので、春のお彼岸までにやってみようと思います。出来るかなぁ。。。

おしまい。

 

他のブログも見る

1月の法話会

1月の法話会は19日(日)から
「定例法話会」を行います。

特に難しい決まりはありません。

手ぶらで、普段着でOKです。もしお持ちでしたら、お念珠と式章をお持ちください。

ご希望の方には、1本のみ式章を差し上げます。

ご法事やお葬儀のご相談はお気軽に

慶念寺とゆかりがない方でも、ご法事やお葬儀のご相談はお気軽になさってください。

「火葬だけしたんだけどやっぱりお経をあげて欲しい」「派遣でお坊さん呼んだんだけど、以降連絡が出来ない」

そんなご相談も承ります。もちろん、その他のご相談もお気軽にお尋ねください。相談のみでも大丈夫です。

できる限り丁寧に対応いたします。

「各種ご法事について」

「お葬儀について」

の問い合わせフォームからでも結構ですし、お電話でのご相談も承ります。直接いらっしゃる場合は一度ご連絡ください。

-日日慶念寺(ブログ)