昨日の続き。。。

昨日のブログの続きといいますか、別のお話といいますか。

法要に際しての、お寺までの送り迎えは元蓮證寺様の門徒の方がしてくださいました。

その道中では、解散にいたるまでの葛藤や口惜しさ。

事務手続きのご苦労。最覚寺様が二代にわたって力強く支えてくださっていることへの感謝。

などなど、様々なことをお話しいただきました。

法要前に、私のわがままを聞いて蓮證寺様の跡地に立ち寄っていただき、更地になってしまった場所にお礼を申し上げました。

蓮證寺様は解散してしまった。しかし、その思いや積み重ねは確かにつながっている。

その思いを新たにして、これからの慶念寺も頑張っていこうと思います。

その中で、ご住職が作成してくださっていたのが上の掲示。

蓮證寺様を確かに引き継いでいく決意が語られるもので、簡潔で、とても素敵なものです。

さて、この中で「松寺」という地名の由来について触れられております。

「松栄山蓮證寺」という名前が、松寺の由来なのではないか。

というものですが、もしかしたら蓮證寺のもととなったお寺があったのかもしれません。

ご本尊の由緒書には、最終的に「萬松寺」というお寺にご本尊が移動されたことが明らかにされています。

しかし、残念ながらこのお寺がどこにあるのかまでは書いていない。

あくまで想像の話にはなりますが、もしかしたらこの「萬松寺」が名称を変えて「蓮證寺」となったのかもしれません。

当時の状況を考えると、他の宗派から浄土真宗に変化することも珍しいことではないのだそう。

あくまでも、想像ですが。

三重からの帰路、電車に揺られながら思いを馳せていた私なのでした。

おしまい。

 

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11月の法話会

11月の法話会は16日(日)
14時から慶念寺にて
「宗祖報恩講ならびに開所記念法要」を行います!
講師は中原区髙願寺の宮本廣宣師です

報恩講も新進気鋭の若手布教使さんが来てくださいます!

特に難しい決まりはありません。喪服を着てこなくても大丈夫です。

手ぶらで、普段着でOKです。もしお持ちでしたら、お念珠と式章をお持ちください。

ご希望の方には、お一人につき1本式章を差し上げます。

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慶念寺とゆかりがない方でも、ご法事やお葬儀のご相談はお気軽になさってください。

「火葬だけしたんだけどやっぱりお経をあげて欲しい」「派遣でお坊さん呼んだんだけど、以降連絡が出来ない」

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