A3,お布施はいくらですか?

布施は対価・報酬ではありませんので、「いくら」と申し上げることは出来ません。

 布施と言うのは仏教の実践行である「ほどこす」ことです。布施には、法を施す「法施」、財物を施す「財施」、畏怖の念を抱かせない「無畏施」があり(突き詰めるともう少しあります)

 世間一般で言うお布施は、このうちの「財施」にあたります。しかし、浄土真宗ではこういった形で、善根をつんでさとりに近づくための修業はいたしません。
 浄土真宗にとってのお布施は、分け隔てないお救いで包み込んでくださる阿弥陀様への報謝の思いでささげるものです。ここで大切なのは

お布施は僧侶に捧げるのではなく、阿弥陀様に捧げるもの

と言うことです。ですので、お布施は僧侶ではなくお寺でお預かりし、お寺や宗派の護持発展のために用いられます。

 とはいえ、相場が知りたいと思う気持ちを持つ方も多いのは事実です。インターネットを見てみますと「定額お坊さん紹介サービス」のようなものも時々見られます。これは、あくまで紹介サービスを行っている業者が設定している金額です。

 そして、これには時々落とし穴があります。紹介サービスで紹介されたお坊さんに、これからもお願いしようと思ったとしても、紹介業者を通さないと連絡のやり取りが許されない場合がございます。これでは、法要以外の相談や仏教の教えに触れることが難しくなってしまいます。そうなってしまえば、

葬儀も法事もただの虚飾、意味のない空っぽの行いになってしまうのです。

大切な方の大切な法要、意味のない虚飾などにはせず、大切な自分のためのご縁といただきましょう。

 ですので、葬儀や法事などで仏事を行う場合は、まずお寺に相談するのを第一となさるのがよろしいかと思います。ご縁のあるお寺がない場合は慶念寺でもご相談に乗りますので、ご連絡ください。お布施についてもご相談ください。できる限り、丁寧にご説明いたします。

また、浄土真宗の法話案内というサイトのリレーコラムでも、紹介サービスの功罪について書いてあります。興味のある方はご覧ください。

 

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