10月の法語 人は言葉によって隔たりを作る

  10月の法語は

 です。

 私たちは、言葉を用いてコミュニケーションをとっています。私たちの生活に言葉というものは決して欠かすものの出来ないものです。このブログも言葉で書かれています。

 隔たりというと少し大げさかもしれませんが、「私」という言葉と「あなた」という言葉が表すのは決して超えることの出来ない個の壁です。

「木からできてて、ガラスのいたとか、陶器?の水流すやつとか、いろいろ入ってて、壁とか屋根とかあるやつ。一家族で使うものもあれば、1つのそれの中にいろんな家族が住んでいるやつ」

 「家」を何となく説明してみました。無茶苦茶わかりにくいですね。私の説明能力の問題もありますが。

 くくり、分ける。区別していくのが我々の使う言葉なのだと思います。「家」という言葉には壁や屋根、窓やトイレなど様々なものを包括されています。

 くくり、隔たりを作ることによって私たちは日々の生活をより効率的に過ごすことが出来るのです。

 誰かの言葉によって、気持ちが楽になったそういった経験のある方もいらっしゃるかと思います。大好きな人・尊敬する人・出来れば近寄りたくない人。そう思うまで、ハッキリとしたきっかけがあることもあればそうではないこともあるかもしれません。どちらにせよ、その根底には相手の、そして自分の言葉があるのではないか。そう思えてなりません。

 私たち、普段から何気なく言葉を用いて触れ合っております。しかし、言葉によって隔たりを作り、仕分けをしていること。私もあまり意識することがありません。それによって相手を傷つけてしまったり。自分の発した言葉に傷ついてしまていることもあるのかとも思います。

 難しいですね。私も失敗ばかりです。だからこそ大切に、思いやりをもった言葉を心掛けていきたいと思うところです。

明日も、法語に関して少しお話をしたいと思っております。

 

-掲示伝道, 日日慶念寺(ブログ)

© 2021 浄土真宗本願寺派 川崎多摩布教所慶念寺