とりっくあーとこりーと

 タイトルは、娘の言葉です。さて、なんといっているでしょうか。

先日、ハロウィンのイベントを行っているところに娘を連れていきました。もう数年前から、お彼岸が終わるといろんな場所でハロウィン関係のイベントが行われるようになりました。子どもに関係する施設ではやっていないところを探す方が難しいくらいではないでしょうか。

 ともあれ、せっかく行ったのに「うちは仏教だから参加しません」と言っても子どもは納得しませんし、私個人の考えとしては「仏教だからできない」という状況から「他の宗教とは仲良くできない」という考え方になってほしくないので、娘には全力で楽しんでもらいました(言い訳が長い)。

 行く前に娘が怖がって嫌な思い出になってもかわいそうなので、

私「今度、優しいお化けがいるところに行くんだよ」

娘「お化けやだ!」

私「優しいから大丈夫だよ。トリックオアトリートっていうとお菓子くれるんだよ」

娘「???」

私「トリックオアトリート」

娘「とりっかーとこりーと?」

私「トリックオアトリート」

娘「とりっくあーとこりーと?」

私「そうそう(笑)」

そんなやり取りをして、イベントに参加しました。娘は結局最後まで「とりっくあーとこりーと」と言っておりました。

 僧侶としては複雑な思いですが、私の思いで娘の楽しみを制限してはいけません。子どもにも信教の自由がある。

 でも、将来他の宗教で生きていきたいなんて言われたら、立ち直れないくらいショックを受けるんだろうな。

-日日慶念寺(ブログ)

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