彫刻と昨日の話

登戸稲荷神社の彫刻

 昨日のブログで、息子と一緒に近所の神社に行ったことを書きました。実はこのお散歩、私にも1つ目的がありました。それが、上の写真。稲田登戸神社の彫刻を見に行くことです。

 実は、この稲田登戸神社。社殿の彫刻がすごいのです。正面からの写真ですが、上の龍の彫刻がまさにそこで息をしているかのようです。

社殿の脇にも彫刻が

登戸神社の脇の彫刻

逆側にも対にいになるように彫刻がほどこされています。

実は私の実家、長念寺にも彫刻が多くほどこされています。それはまた後日ご紹介いたします。

 さて、昨日。緊急事態宣言下ではありましたが静岡に行ってきました。と、申しますのも、この状況下になるまで私が都市開教を始めてから、毎年布教に呼んでくださっていたお寺のご住職がご往生なさったのです。

 父とお葬儀にお参りに行ってきました。

 そのお寺のご住職は父ともとても仲が良く、一緒にいろんなことをしてきたそうです。

 私も布教に行くたびに、若いころの父の話を伺うのが楽しみでした。布教前後にもお寺の事や、浄土真宗の味わいの事、様々な取り組みなどいろいろ教えてくださり、ご自身の熱い思いを語られるおすがたに「私もこうありたい」そう強く思わせていただいておりました。

 お通夜とお葬儀にお参りをした父も、なんだか少し肩を落としているようでした。

「また、今度はプライベートでゆっくりと遊びに来ます」

2年前に布教を終えて、そう言ってお寺を後にしてから再会したのはお葬儀の場でした。

「ともにまた会える世界がある」

そうわかっていても、今生こんじょうでの別れは悲しいし、寂しいし、辛いものです。でも、だからこそ、阿弥陀様は私をその救いで抱きとってくれているのだと思います。

「なんまんだぶ」今生では中々お会いすることはかなわなかったけれど、これからはお念仏とともにいつも一緒です。

あらためて「これからの日々を大切に送っていこう」そう思わせていただきました。

これまでの法話会。メニューのオンライン法話会から、お参りいただけます。時間がなかったという方。ぜひお手すきの時にでもお参りください。今月の法話会は下の画像からお参りいただけます。

上の画像からYouTubeにとべます

 

 

-日日慶念寺(ブログ)