SNSで懐かしい写真が出てきたので

さて問題です。慶念寺の住職はどこでしょう。

はい。真ん中で可愛らしい笑顔で笑っているのが私です。

この写真は、12年前の1月16日。親鸞聖人750回大遠忌法要の御正当に皆勤した時の写真です。

なんで、この写真をいきなり掘り起こしてきたかと言うと、SNSで

「12年前のあんたやで」

と、AIに言われたんです。当時はこんなことしてたんだよ。って投稿を掘り出してくれたんですね。

大体いつもは

恥ずかしいから掘り起こしてくるな!

と思っているのですが、これはあんまりにも懐かしく良い思い出なので、12年ぶりにもう1回しがもうかと思って保存しました。

当時写真を撮ったスマホはもう無いですから。大事な写真は現像しておくべきですね。

ともあれ、当時は3年制の大学院の2回生でした。24歳の頃です。

「ご本山の報恩講に皆勤できるのは今だけかもしれない」

そう思い、先輩の誘いもあって全座出勤することを決意。

何とか9日の逮夜法要から16日の満日中法要まで、列衆として皆勤することが出来ました。

この時は、同じ組の先輩や、大学の先輩なども一緒に出勤をしてくれていて、それを励みに頑張ったことを今も思い出します。

今より体重は軽いですが、今よりずっと正座が弱かった私。

爆発しそうな膝とふくらはぎに苦しんで、家に帰ると部屋の中が湿布の香りでいっぱいだったのも良い思い出です。

この写真は、お世話をしてくださった式務部の職員さん方と一緒に撮った写真。懐かしい。

50年に1度の大法要に、学生という立場でいられたことは本当に大切な思い出となっております。

今はもう、なかなか京都に行くことも出来ませんが、またいつかご本山の報恩講に出勤させていただこうと思っております。

ちなみに、この皆勤賞の箱の中身。

慶念寺の本堂にバッチリと飾ってあります。

大遠忌法要は7部に分けて行われ、その都度使用する華葩が変わりました。その中でも、箔押しをされているのは当時の御門主様や新門様がお使いになる物です。

私にとっては一生の思い出となる大切な証です。

今でも、時々ながめちゃうんですよね。

是非是非、慶念寺にお参りして実物を眺めてみてくださいませー。

もれなく、私のドヤ顔がついてきます。

おしまい。

あ、諸般の事情により、昨日はブログの更新をお休みさせていただきました。もしかしたら、後日事情をお話することもあるかもしれません。

今度の法話会ではこの話もするかもです。

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