今年も無事にミッションコンプリート

今年も例年通りやってきました。

世間では、赤い服着た白髭ダンディーがプレゼントを配って回るのが昨日でしたね。

子どもたちのお友達もみんな楽しみにしているようで、やはり最近の話題はそちらでもちきりだったよう。

ちなみに我が家には当然のように赤服白髭ダンディーはやってきません。

でも、「来ないよ」だけじゃ寂しすぎる。

去年のブログにもなんとなく書きましたが、

「うちには来ないから、何か買ってあげるよ」

と言われても「そういうことじゃない!!」と思っていた気持ちは今でもなんとなく覚えています。

赤服白髭ダンディーじゃなくても「朝起きたらプレゼントがある!」というのを経験したかったのです。

だって、25日はみんなその話でもちきりなのに、

うちはお寺だから来ないから

ということの寂しさったるや。。。

なので、我が家は別の行事に置き換えるでもなく、

もう面倒なので言いますね。

サンタさんがプレゼントを持ってきてくれるでもなく、

うちはお寺なのでサンタは来ません
だから、お父さんが取りに行ってきます

というスタンスで行い、朝に本堂にお供えしておく。

そして、なんまんだぶをしてから受け取る。

というスタイルを数年前から導入しております。

サンタさんは来ないけど、寂しくない。

みんなが楽しんでいることを、お寺が理由で楽しめない。

それにはしたくない。

仏教行事を無理くりこじつけるのも、私の説明ではボロが出そうで嫌。

なので、お寺の子でも楽しめる12月25日の朝を模索して、現在に至ります。

子どものころ、

「うちはお寺だから無いよ」

と言われたときに、漠然と「仏教とキリスト教は仲が悪いんだ」

と思いました。子どもならではの二元論です。

でも、そのころに抱えた印象ってなかなか拭い切れない。

仲が悪いわけではないですし、宗教的情操における「他宗教への寛容性」にも影響があると思うんです。

でも、寛容が行き過ぎると宗教的情操にもつながらない。日本人特有の「自称無宗教」の醸成にもつながります。

なので、苦肉の策です。

一番いい方法だとは思っていません。

でも、子どもたちがお寺が原因で「悲しい」もしくは「寂しい」日にはしたくない。

そんなこんなで始まった、私の悪あがき。

あと何年続けることになるのやら…

まぁ、これが良い方向に向くのか悪い方向に向くのかは、10年以上たたないとわからないんですけどね。

良い方向だといいなぁ。

おしまい。

 

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