日曜日の法話会の事

この間の日曜日は法話会。ずっと書いてましたね。

12月が神奈川組の慶讃法要だったため2か月ぶりの慶念寺の法話会でした。

実は、今回お参りくださった方は誰も慶讃法要に参拝していない。

土曜日だったためお仕事があったり、急遽都合がつかなくなってしまったりと参拝できなかったのです。

なので、慶讃法要のこともお話しつつ法話会開始。

実は、慶讃法要に向けてお勤めを新制御本典作法の正信偈の読み方をずっとしていたので、

いつも通りに戻してお勤めは正信偈の草譜。

皆さん大きな声でお勤めをしてくれました。

そして法話の時間。

今年最初の法話会です。

何をお話ししようかなぁ

と思っていたのですが、最近は「救われる」というお話をしても「救われたらどうなる」というお話をしていなかったので、

「仏になる」

ということを大きなテーマとしてお話をいたしました。

仏が持つ神通力「六神通」のお話をしながら、

還相摂化(げんそうせっけ)のお話。

どうしても、お救いのお話だけだと「あの世とこの世」のような印象になってしまうため、時々このお話をするようにしております。

その中で、横道としてちょこっとお話をした「仏」を「ぶつ」と読むか「ほとけ」と読むかのお話。

ちなみに、親鸞聖人は「ほとけ」と読むことを嫌っています。

弓削の守屋の大連(おおむらじ)
邪見きはまりなきゆゑに
よろづのものをすすめんと
やすくほとけとまうしけり

「正像末和讃」

なんでかは、調べてみたらすぐに出てくると思いますし聞いていただいたらお答えいたします。

本筋からはそれましたが、意外と皆さん興味深く聞いてくださいました。

慶念寺の法話会も、昨年からはご講師をお招きしてお話をしていただく機会が増えました。

それでも、自分でお話をする機会を大切にしていきたいと思います。

実はこの日、開始の10分前になってもお参りは1人。ドキドキしておりました。

でも、何人もお参りしてくださってよかったです。

このせまい本堂いっぱいに、お参りの方が来てくださるのをまず第一の目標として頑張っていこうと思います!

そして、大事なお知らせ

5月24日(土)14時から
大学院生が法話の実習をしに来てくれます!!

私が学生のころに法話をご指導いただいていた葛野洋明先生が、学生を連れて法話の実習にいらっしゃいます。

学生さん2名がお話をしてくださった後に、先生からまとめのご法話。

学生さんのお話も、先生のお話も楽しみです。

でも、お参りの方が少ないと格好がつかないので、ぜひぜひいっぱいのお参りでお迎えしたい!!

是非、今からご予定いただきお参りください!!

皆様のお参りお待ちしております。

そして、明日も3月の法話会の大事なお知らせをいたしまっす!!

おしまい。

 

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2月の法話会

2月の法話会は16日(日)から
「定例法話会」を行います。

特に難しい決まりはありません。

手ぶらで、普段着でOKです。もしお持ちでしたら、お念珠と式章をお持ちください。

ご希望の方には、1本のみ式章を差し上げます。

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