昨日の午後は、ずっとやりたかった仏具みがきをすることにしました。上の写真は磨く前。
磨かれるのは、昨年読売ランド前駅にある妙延寺様から頂いた五具足。
なかなか年季が入っております。
「昨年はやっていなかったのに、何で今年は？」
と言う話なのですが、昨年は「やらなかった」のではなく、「やり方がわからなかった」のです。
実は、単に布でゴシゴシ拭くわけにはいかないんです。
この仏具は「宣徳（せんとく）」といって、真鍮の上から漆を塗って焼き固めたもの。
なので、水拭きは大敵ですし、変に布でこすっても痛めてしまう。
お手上げ状態でした。
しかし、今年は違う。
きっかけは今年の報恩講シーズン。１１月２８日に栗平にある常念寺様に行った時に思ったんです。
事前におみがきをしているに違いないと思いました。
しかし、タイミングが無くてその場では聞けず。今月上旬にあった神奈川組（川崎と横浜北部の同宗派寺院の集まり）の僧侶研修会でやり方を尋ねてみました。
「椿油でやるんですよ」
油は相性がいいとは聞いていましたが、どの油がいいかまではわかっていなかった。早速注文をして、タイミングを計っておりました。
そしてとうとうその時が。やってみると、どんどんきれいになっていく。
これがアフターです。
写真じゃわかりにくいですが、溝にあった汚れも落ちてピッカピカになりました。
夢中になって全部磨く。
新品のような仕上がりに。
とても気分があがりました。
今日一日はこのまま置いておいて、なじんだらお荘厳を整えようと思います。
さあ、昨日で仕事納めの方も多かったはず。
皆さん素敵な年末年始を過ごしましょう。
私は、もう少し頑張ります。
おしまい。
２０２６年１月の法話会
２０２６年最初の法話会は１月１８日（日）
１４時から慶念寺にて
「定例法話会」を行います！
住職がお話をする予定です
今回は、定例法話会なので住職がお話をします！
特に難しい決まりはありません。喪服を着てこなくても大丈夫です。
手ぶらで、普段着でOKです。もしお持ちでしたら、お念珠と式章をお持ちください。
ご希望の方には、お一人につき１本式章を差し上げます。
ご法事やお葬儀のご相談はお気軽に
慶念寺とゆかりがない方でも、ご法事やお葬儀のご相談はお気軽になさってください。
「火葬だけしたんだけどやっぱりお経をあげて欲しい」「派遣でお坊さん呼んだんだけど、以降連絡が出来ない」
そんなご相談も承ります。もちろん、その他のご相談もお気軽にお尋ねください。相談のみでも大丈夫です。
できる限り丁寧に対応いたします。
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