10月の掲示「とまれ~立ち止まって周りをよーく見てみよう~」

今年も残すところあと3ヶ月ですね。なんてこった・・・

さて、今月の掲示ですが

「とまれ~立ち止まって周りをよーく見てみよう~」

です。

仕事柄、大きな法衣かばんを持って歩くことが多いので、もっぱら移動は車な私。

運転や、交通ルールには、いつも気をつかっています。

スピードが出れば出るほど、視野が狭くなると教習所でも教えてもらったので高速道路や大きな幹線道路を走る時は速度超過に気をつかいますし、車線変更や車間距離なども、他の運転手に、なるべくブレーキを踏ませない運転を心がけています。

そして、見知らぬ街を走ることも多いため、一時停止には特に神経を使います。

なぜなら、一時停止の標識がある場所は見通しの悪い道路が多く、知らない道を走っている時など、どこから人が飛び出してくるかわからないからです。

一時停止をして、左右を確認。障害物が無いか、もしあったらそのその陰に隠れてしまっている方がいないか…

結構神経を使って運転をしています。

安全第一。周囲を確認することはとても大切なことです。車は便利ですが、簡単に人を傷つけてしまうものでもあります。

でも、これって車だけに言えることではないですよね。

私達、日々の生活の中で、立ち止まって周りをよく見る機会ってどれほどあるでしょうか。実際に目視するだけではなく、周囲の事を考えることも同様です。

日々の生活に一生懸命になればなるほど、大切なものに夢中になればなるほど、私達の視野や考えというものは狭まっていきます。

そんな時に、気づかぬうちに誰かを傷つけてたり、嫌な思いをさせてしまっていることもあるのではないでしょうか。

傷つけることは無かったとしても、知らず知らずのうちに誰かに気をつかってもらっていたり、支えてもらっていることもあるかもしれません。

私もやらなければならないことに追われ、余裕がなくピリピリしてしまうことがあります。

そんな時、妻や子ども達には気をつかわせてしまっているんじゃないかと思うんです。

人生には「とまれ」の標識はありません。自分で気づいて立ち止まって、周囲を見渡すしかないんです。

立ち止まったからこそ、見えてくる「おかげさま」もきっとあるのではないでしょうか。

きちんと立ち止まって周りをよく見渡して、自分を支えてくれる「おかげさまに」感謝して日々を送っていきたい。

そう思い今月の掲示を

「とまれ~立ち止まって周りをよーく見てみよう~」

にいたしました。

 

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