子どもの頃の思い出を振り返って

先日、近所の商店街の模型店が閉店しました。

私が小学校に上がる前は、母と買い物に行くたびにおねだりをしてトミカを買ってもらっていた模型店。

小学校にあがってからはミニ四駆・ガンダムのプラモデルをお金を握りしめて買いに行っていた模型店。

しかし、中学校にあがって部活を始めてからは足が遠のいてしまった模型店です。

時々、前を通るたびに

久しぶりにガンプラを作りたいなぁ

なんてことを思いながら、子ども達が小さいので断念をしておりました。

結構知る人ぞ知る模型店で、電車や車、ガンプラはもちろん。

Nゲージやジオラマなども扱っている模型店で、常連さんも沢山いたそうです。

寝耳に水の閉店のお知らせ。

足が遠のいていたくせに惜しむのはお門違いだとは思いますが、どうしても最後に一度行きたくて行ってきました。

でも、自分では多分プラモデルを作ることは出来ない。

なので、息子にトミカを買ってあげようと棚を見ていました。

すると、小学校低学年か新1年生くらいの男の子が、

お父さんと一緒に完成したプラモデルを持ってきて店員さんとお話をしておりました。

「初めて自分で完成させた思い出は残るからね」

会話の中で店員さんがお父さんと男の子に、自分の思い出がよみがえりました。

不器用なので、中々1つの模型を完成させることが出来なかった私。最初は姉に手伝ってもらって作りました。

それから段々自分で出来るようになり、小学校高学年の頃は塗装なんかも夢中でしていました。

そんなこと思うとふと、

プラモデルも買っていこう

そう思って探してみると、工具不要で6歳から作れるポケモンのプラモデルを発見。

息子にはトミカがあるので、メインは娘。お母さんと息子の3人で一生懸命作っておりました。

娘と息子にとってどんな思い出になるかな。

子どもの頃の思い出を振り返って、

模型店のおじさんは、模型を楽しむ子どもたちの成長を見続けてきてくれたんだなぁ。

としみじみするとともに、足が遠のいた申し訳なさと、

楽しかったプラモデル作りの思い出をくれたことに、感謝がわいてきたそんな夕方なのでした。

いつかまた、プラモデル作ろ。

おしまい。

 

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