お祝いが続きます

 最近、周りで結婚式をする人が増えています。新型コロナウイルスの影響で結婚式披露宴を延期した方も、対策を講じて披露宴を行っているようです。実は本日、先輩の披露宴の予定でありました。しかし、規模の縮小を余儀なくされ、関係性の問題でご案内をしていくと、どうしても席の確保が出来ないとのことで、今回は辞退をさせていただくことになりました。残念ですが仕方がないですね。ご連絡をいただいてすぐ、気持ちばかりのお祝いを送らせていただきました。

 私、披露宴に行くの好きなんです。特に、学生時代の友人の披露宴などになると、全国から懐かしい顔が集まって、ちょっとした同窓会みたいになる。卒業して何年にもなるのに、みんなで集まると、一気に時間が戻った感覚になるのは楽しいものです。

 ちなみに、浄土真宗のお寺では、一年のうちに結婚式が重なる時期があります。まず2月、次に6月、そして10月です。この中でも特に多いのが10月です。なぜかと申しますと、この時期は大きな法要を行っているところが少ないからなんです。

 12・1月は年末年始が絡んでくるため、世間でもあまり多くはないと思います。これは、我々も一緒。3月はお彼岸。4月は年度初め。5月は親鸞聖人のお誕生日を機縁とした法要の降誕会。7・8月はお盆が絡んでまいります。9月は秋のお彼岸。10月の終わりごろから12月の頭くらいまでは、浄土真宗で最も大切に垂れている報恩講(親鸞聖人のご命日を機縁とした法要)が行われます。

 ※親鸞聖人のご命日は新暦で1月16日ですが、本山で報恩講が勤まるため、そこに参拝できるよう他の寺院ではその前後に「おとりこし」として勤めます。

そして、この中でも2月は寒い。6月はジューンブライドなるものがあり費用がかさむうえに会場が空いていない。ということもあり、10月から11月に結婚式をする人が多いです。(報恩講は、日にちが決まっているお寺が多いのでそれを考慮して決める)

 ちなみに私も10月に結婚式を行いました。この年は私を含めて3週連続で披露宴が続き。10月の土曜日のうち3回は自分も含めたどこかしらの披露宴に行っておりました。

 来月には京都時代の友人の披露宴が大阪であります。友人代表挨拶をします。今から何しゃべろうか頭を悩ませている今日この頃です。

-日日慶念寺(ブログ)