先日、電話が鳴り「磬と紐が出来上がりました」とのこと。とうとう、慶念寺に磬がやってまいりました。
ずっと用意をしたかった磬。これで、慶念寺の礼盤のお荘厳がよりしっかりしたものになります。
持ってきてくれたのは若林佛具製作所の関口さん。
実はこの方、慶念寺が開所する前からお世話になっております。と、申しますのも慶念寺の御本尊。2016年に長崎の愛野というところにある光西寺様から「都市開教の為に」と譲っていただいたものです。その際、御本尊をお迎えに行くときに同行し、慶念寺までお連れするのをやっていただきました。
長崎まで同行し、ご一緒してくださったこと、関口さんも覚えていてくれたようで
私「もうあれから5年たちました。ようやく磬を迎えることが出来ました」
関「もうあれから5年も経つんですか。つい最近の事のように思いますね」
こんなことを話しておりました。そんなこんなで紐をつけて万全の状態となった磬台がコチラ
これを見て、違和感を覚える方がいたら、勤式上級者です。私は知りませんでした。なにか、と申しますと関口さんいわく
「このように彫刻が入っている礼盤は御影堂型といって、紐を三点でつるすんです」
とのことでした。つるす紐の形も2点と3点で違います。本山のお堂に則って「阿弥陀堂型」と「御影堂型」で別れるようです。実は慶念寺の磬台は
「台は御影堂型」「紐は阿弥陀堂型」
です。なぜ、このようなちぐはぐな形にしたかと申しますと、台についている紐を掛ける部分が2点しかなかったからです。「穴をあけることも出来ますよ」との提案もあったのですが、遠い大阪の地で多くの方と共にお参りをしていた磬台です。なるべく頂いたときの形を残したい。
そう思って、このような形をとらせていただきました。
ともあれ、ようやく磬をお迎えすることが出来たので、これから法要などでもどんどん使っていきたいと思います。
ちなみに、関口さんもこのブログを時々読んでくださっているようで。
「ブログ読みました」
と言ってくれました。とても嬉しい。
2月13日(土) 14時より
オンラインにて涅槃会法話会を行います。下の画像をタッチしてお参りください。
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