来月の法話会のお知らせです。
3月の法話会は13日(土)14時から
春季彼岸会を行います。
この春季彼岸会を勤修するころには緊急事態宣言が明けているかしら。しかし、明けていたとしても、当面はまだオンラインのみで行います。
この度は春季彼岸会ですので、過去帳をご安置しての法要をいたします。
法要は、
三奉請
表白
仏説阿弥陀経
短念仏
回向
です。ちょっと説明を書いてみようと思います。
三奉請
弥陀如来を奉請す道場に入りたまへ 散華楽
善導大師『法事讃』巻上(本文中弥陀如来は弥陀世尊とあります)
釈迦如来を奉請す道場に入りたまへ 散華楽
十方の如来に奉請す道場に入りたまへ 散華楽
阿弥陀様、お釈迦様、十方の如来は、呼ばなければ私たちのもとに届いて下さらないわけではありません。では、なぜこのような聲明をするのか。それは、私達が改めて威儀を整えてお参りをするためです。
奉請(呼びたてまつる)ことによって、改めていつでもどこでも私に届いてくださるはたらきを味わわせていただくお参りです。
表白
表敬告白とも言われるものです。この度の御法要がどういった法要であるのかを仏様に申し上げ、あわせて参拝の方にその趣旨を知らせる役割を持っています。
仏説阿弥陀経(経文省略)
浄土三部経の一つ。小経とも称されるお経です。阿弥陀様のお浄土のうるわしいお相と、仏・聖衆の尊い徳を示し、この浄土には自力の善根では往生できないのであって、一心に念仏することによってのみ往生が出来ると説かれています。
一見して、自力念仏(自らの行いとしての念仏)の法を説いているように見えますが、このお教の本意は他力念仏(阿弥陀様のはたらきの表出としての念仏)を説いています。
短念仏
「南無阿弥陀仏」とお念仏を6回繰り返します。本来はお念仏の回数に決まりはありません。6回と定まっているのは、皆で声をそろえてお参りをするためです。
回向
願わくはこの功徳をもって、平等に一切に施し
善導大師『観経疏』「帰三宝偈」
同じく菩提心を発して、安楽国に往生せん
ここで言う功徳とは私が積み重ねるものではなく、阿弥陀様の完成してくださった「南無阿弥陀仏」のお名号の功徳です。そのはたらきによって「私たちはともどもに、阿弥陀さまのお救いをお聞かせいただきます」と申し上げて勤行は終了です。
今までは、勤行の内容を説明していませんでしたので、今回改めてご説明申し上げました。是非、オンラインでお参りいただく際も、お経本をもってご一緒にお勤めいただければと思います。
また、お供えやご懇志などがございましたら、事前にご送付ください。お供えの上、お参りをさせていただきます。
まだまだ慣れないオンラインでの配信ではありますが、皆様どうぞお参りいただければと思います。
今までの法話会もメニューのオンライン法話会よりお参りいただけます。
皆様のお参り、心よりお待ちしております。
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