昨日の午前中は、ずっと行きたかった場所へ

昨日は雨の降りしきるなか、東京国立博物館へ。

上の写真の通り、特別展「法然と極楽浄土」を見に行ってきました。

京都にいた時に実感しましたが、やはり実物を見るというのはとても大切なことで、それも近いとはいえお他宗さんとなるとなおさら。

歴史的に非常に貴重であり、そして日本仏教にとってもとても大切な法然聖人の事績や浄土宗さんのことを学べる機会です。

特に印象に残ったのが『七箇条制誡』と『地獄極楽図屏風』。

『七箇条制誡』は浄土真宗でもなじみの深い史料ではあるのですが、『地獄極楽図屏風』を生で見たのは初めて。

じっくりと見て思ったのが、極楽は海を隔てて描いてある一方で、娑婆世界(私たちの世界)と地獄は地続きで描かれているところでした。

どういった意図で描かれたのかの解説はありませんでしたが、

親鸞聖人の「地獄は一定すみかぞかし」の言葉との親和性を感じつつ、見入ってしまいました。

そして、図録とお土産を買って帰宅。

こういった特別展に行く楽しみの一つが図録を購入することです。

学生時代から、ちょこちょこと集めてきた図録も少し溜まってきたので、

皆様の目に触れるところに置きたいなぁ

なんて考えております。

あ、でも行ける方はぜひ行って実物を見てきてほしいです。

実は、事務作業の合間に無理をして行ったのですが、そのきっかけとなったのが先日の法話会の時。お参りにいらしたご門徒さんが

「チケットをもらったから今度行くんです」

と言っていたのを聞いて

いいですね、私も行きたいんですよねぇ

と答えたのですが、私の心の中では

(行きたい行きたい行きたい~!!)

でした、なので隙を見つけて行くことにしたのです。行ってよかった。

ちなみに、息子にはキーホルダー。妻と娘にはハンカチ付きの飴をお土産に。

 

これは、妻へのお土産のほう。

妻に

志村けんのあのキャラを彷彿と…
させるよねぇ
坊守

と話をしておりました。失礼になるといけませんのでちょっとぼかして。

明日から連休が始まります。是非皆さん、上野にある東京国立博物館に足を運んでみてください。

おしまい。

 

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