子どもたちを連れて、せーのかみへ

昨日は、夕方に子どもたちを連れて実家の町会でやっている行事に顔を出してきました。

数十年ぶりに行われるらしい「せーのかみ」。

もしかしたら「せえのかみ」かもしれません。

実家のご門徒の皆様も、町会の役員をやっている方が多いので、ずいぶん前からこの行事に向けて準備をしているようでした。

もしかしたら、「せえのかみ」でぴんと来ない方もいらっしゃるかもしれませんね。

「歳の神」と書いてこちらの地域では「せえのかみ」というのだそう。

お正月飾りなどをお焚き上げするのだそう。

ちなみに、我が家はお正月飾りは特にしません。

でも、実家のご門徒の皆様が一生懸命準備をしていたことを知っていますし、

「賢五君もお子さん連れて見においでよ」

と言われていたので、こりゃあ行かないわけにはまいりません。

上の写真は、会場の畑のビニールハウスの中で豚汁をふるまってくれているので、それを頂戴している写真。

子どもたちには、お菓子のプレゼントもあったので、子どもたちはそれですでに大満足。

豚汁で温まったら、小屋にちょこっとお邪魔します。

 

小屋の中の焚き火で温まります。

ちなみに、子どもたちの前にあるのが町会の各支部のどこかに埋めてある神様なのだそう。

私が子どものころは、もうやっていなかった(?)行事なので私も初体験。

子どもたちも焚き火を前に興味深そうにしていました。

信仰としては、全く違うものです。

しかし、地域の風習を知っておくことはとても大切なこと。

ちなみに、今日の8時ごろこちらの小屋は燃やされたそう。

一昼夜かけて行う行事だそうですね。

豚汁を食べているときに聞いたのですが、小屋の中の方は中の火が絶えないように見張り続けるのだとか。

大変だ。

ともあれ、私も子どもたちも新たな体験ができた土曜日だったのでした。

おしまい。

 

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