お話をしながら思ったこと

昨日は、保土ヶ谷にある横浜保土谷布教所住蓮寺さまにて、涅槃会のご縁を賜りました。

皆さん熱心にうなずきながら聞いて下さり、また笑ってほしいところでは声をあげて笑ってくれたので、大変お話がしやすく、楽しくお聴聞させていただきました。

本当は、終わった後の茶話会もご一緒したかったのですが、後に予定が合ったため残念ながらそそくさと帰ることに。

ちなみに、帰り際にご門徒の皆様から

「今度はお子さんも連れてきてくださいね」

と言って頂けてとても嬉しかったです。

ちなみに、写真から見ていただいておわかりいただけるように、昨日はマスクを着けてお話をさせていただきました。

私は、マスクをつけるかどうかはその場の空気を見て決めています。

基本的にはマスクを着けて入って、全体を見回してつけている方が少ない。もしくは距離がある場合はお断りしてから外す。

着けている方が多い場合は、聞こえにくくないかを確認したうえでマスクをしてお話をしています。

そんな時、私に法話について教えてくださった先生のことを思い出しました。

先生はひどい花粉症で、年が明けると春過ぎまではマスクにゴーグル、首から空気清浄機をぶら下げているような方でした。

しかし、法話をするお寺に入ってご門徒の皆様の前に立つときは、それらをすべて外してお話をしていらっしゃいました。

「自分が辛くても、ご門徒の皆様の前に立つときは外すんだよ」

そうお話してくれたことを憶えています。

よく考えると、新型コロナウイルスが感染拡大するまでは、

接客業の方も基本的にはマスクを着けている方はいなかったように思います。

マスクを着けて人と接するのは失礼なこと。そんな風潮があったのではないでしょうか。

しかし、今はその感覚が180度変わりましたね。

お店に「マスクは個人の判断で」

と張り紙がしてあっても、多くの店員の方がマスクをして接客をしていらっしゃいます。

私も、お参りの時などは基本的にマスクを着けて行動をしています。

お話をしながら、

私の基準って簡単に変わるんだなぁ

と思っておりました。

ちなみに、マスクを着けてお話をするたびに、

聞こえにくくなかったな…

と心配しているのですが、昨日は

「私耳が悪いんだけど、今日はよく聞こえて良かったです」

と言って頂けて嬉しかったです。

本当に実り豊かな一日となりました。

おしまい。

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