昨日まで、実家の報恩講が勤まっておりました。
私は初日は裏方担当。色付きの衣はカバンにしまって、色々と動いておりました。
そして、私のもう一つの担当は「読物」。
「読物」というのは浄土真宗本願寺派の法要などで読む『御文章』や『御伝鈔』
のこと。
色々と読み方に決まりがあるので、注意が必要です。
そしてまた、お手紙や伝記を拝読するので聞いていて、何となくでも意味が分かるように読まないといけません。
なかなか奥が深く、そして難しいのです。
一応、浄土真宗本願寺派の特別法務員の末席に連なるものとして、頑張ってきました。
1日目は、法要の後の御文章。午前中は「御正忌章」、午後は「大坂建立章」を拝読いたしました。
上の写真は「大坂建立章」を読んでいるところです。読んでいると、清岡先生のお話とも重なりとても味わい深かったです。
そして、2日目
2日目の私の主なお役目は、午前の法要に引き続いての『御伝鈔』の拝読。
実家は毎年上下巻を片方ずつ読むため、今年は上巻の拝読でした。
来年は下巻を拝読いたします。
拝読した後に、総代会の皆さんから
「40分間飽きずに聞き入ったよ」
と言っていただき、とても嬉しかったです。
ちなみに40分間座りっぱなし。立ち上がるにも作法があり手をつくわけにもいきませんので、ドキドキでしたが、
無事に立ち上がることが出来ました。
そして、拝読した後には余間に掛けられた『御絵伝』の前で今年拝読した上巻の短い説明をさせていただきました。
これで、私の主なお役目は終了。
午後は、名簿の入れ替わりがあった方に向けての入門式。
式の前の勤行を、兄と義兄と一緒に勤めた後、娘を連れて娘の習い事に向かうのでした。
今年も、実家の報恩講のご縁に会えたこと、本当に嬉しく思います。
さあ、今年も残すところあと少し。
頑張っていきましょう。
おしまい。
11月の法話会
11月19日(日)14時より
宗祖報恩講ならびに開所記念法要・入仏式を行いました!
来月の法話会は配信をいたします!!御講師には、柏倉学法師をお招きして行います。
オンライン法話会
これまでの法話会。メニューのオンライン法話会から、お参りいただけます。時間がなかったという方。ぜひお手すきの時にでもお参りください。
ご法事やお葬儀のご相談はお気軽に
慶念寺とゆかりがない方でも、ご法事やお葬儀のご相談はお気軽になさってください。
「火葬だけしたんだけどやっぱりお経をあげて欲しい」「派遣でお坊さん呼んだんだけど、以降連絡が出来ない」
そんなご相談も承ります。もちろん、その他のご相談もお気軽にお尋ねください。相談のみでも大丈夫です。
できる限り丁寧に対応いたします。
の問い合わせフォームからでも結構ですし、お電話でのご相談も承ります。直接いらっしゃる場合は一度ご連絡ください。
些細なことなどありません。気になることは気兼ねなくお尋ねくださいませ。