団体参拝の最後の行程は、聖護院門跡の拝観。
門跡寺院(皇族や摂家が住職を勤めたお寺)としての雅な面と、山に分け入って修業をする修験道の荒々しい姿を併せ持つ本山修験宗の総本山です。
案内をしてくれたのは、慶念寺の住職と坊守の先輩でもある草分俊顕師。
軽妙な語り口と、よく通る声。そして、しっかりと伏線を残して回収する緻密なトークに皆さん聞き入っておりました。
ちなみに写真は沢山撮ってあります。
が、ブログには載せられません!!残念!!記録写真として許可を頂いているので、この入口のみで失礼します。
でも、本山修験宗のホームページに入ったら色々写真がありますので、そちらをご覧ください。
歴史的建造物にも実際に入りましたし、歴史的な名宝も本当に間近に見ることが出来ました。
また、HPには乗っていない、日本に2つしか存在しないとある物も・・・
説明の最初には
実際にほら貝を吹いてもらうことも。
ちなみに、私も初めてほら貝の音色を聞きました。
ほら貝の旋律には、用途に合わせた種類があり、また音色も十人十色なので、
山の中に分け入っても
「あのあたりにいるんだな」
「あそこで、問答があるんだな」
など、どこで誰が何をしているのかがわかるのだそうです。
ちなみに、草分師は10歳の頃からほら貝を吹いていたらしく、とても上手なのだそうです。
ここでほら貝クイズ!!(聞いたまんま出します)
ほら貝は正面ではなく、口の端で斜めに持って吹くのだそうです。
それはいったいなぜでしょう!?
シンキングタイムスタート!!
ヒントは、
山に分け入って荒々しい修行をする「修験道」です
シンキングタイム終了!!
正解は、
足元を見るためなのだそうです。山を歩きながらほら貝を吹くため、正面に持ってしまうと足元が見えなくなってしまう。
だから、口の端で吹くのだそう。
他にも、修行の時に着る装束などの説明もしていただきました。
貴重なお話に、皆様興味津々。
とっても楽しく有難い参拝になりました。
そして、終わった後はおそばを食べて京都駅へ。
お土産を買って帰宅の途に。
もう皆さんすっかり疲れておりました。私も疲れました。
初めての団体参拝。楽しい2日間になりました。
でも、持っているカード全部切っちゃった。次はどうしようかなぁ。
おしまい。
11月の法話会
11月19日(日)14時より
宗祖報恩講ならびに開所記念法要・入仏式を行いました!
来月の法話会は配信をいたします!!御講師には、柏倉学法師をお招きして行います。
オンライン法話会
これまでの法話会。メニューのオンライン法話会から、お参りいただけます。時間がなかったという方。ぜひお手すきの時にでもお参りください。
ご法事やお葬儀のご相談はお気軽に
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「火葬だけしたんだけどやっぱりお経をあげて欲しい」「派遣でお坊さん呼んだんだけど、以降連絡が出来ない」
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